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フッ素化学 フッそかがく fluorine chemistry

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フッ素化学
フッそかがく
fluorine chemistry

フッ素,特にフッ素誘導体の研究を中心とした化学。フッ素誘導体には重要なものがあり,フロンフッ素樹脂 (熱可塑性で代表的なものにテフロンがある) ,またフッ素ゴム (耐熱性が大きい) など工業生産されているものが多い。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フッ素化学
ふっそかがく
fluorine chemistry

フッ素およびフッ素化合物に関する化学。フッ素は、元素としての存在は比較的古くから知られていたが、反応性がきわめて高く、単体として取り出したのも1886年フランスモアッサンが初めてであり、また毒性や取扱い容器のめんどうなことのため、それほど多くの研究がなされていなかった。しかし第二次世界大戦前後から、冷媒としての非有毒性気体フレオンフッ化炭素誘導体)の製造、アメリカ原子爆弾六フッ化ウランの製造および精製、ロケット用酸化剤の製造、さらには優れた電気絶縁材料である六フッ化硫黄(いおう)の製造など、工業的規模でのフッ素化合物の生産が行われ、フッ素化学の急激な発展がみられた。またフッ素化合物を取り扱うのに必要な容器なども、フッ素樹脂のテフロンやポリエチレンなどの合成樹脂製容器が普及して取扱いが容易になり、さらに発展が加速されてきている。[中原勝儼]

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