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フラナガン ふらながんBarry Flanagan

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フラナガン(Barry Flanagan)
ふらながん
Barry Flanagan
(1941― )

イギリスの彫刻家、版画家。ウェールズのプレスタチンに生まれる。1964年から66年までセント・マーチン美術学校に学ぶ。彫刻の素材自体のもつ表現力に強い関心を抱いており、60年代なかばには、砂、ヘシアン(粗麻布)、ロープなどによる作品を制作。68年にはブロンズを用い始め、73年からは大理石による彫刻も制作する。有機的なフォルムによってユーモラスな味わいをみせる作品が多い。80年代に入り「野ウサギ」のシリーズを手がけ、82年にはベネチア・ビエンナーレのイギリス代表となる。名古屋市美術館に彫刻『三日月と釣鐘の上を跳ぶ野ウサギ』(1983)が、また東京都現代美術館や世田谷美術館にも彫刻作品が収蔵されている。1983年パリのポンピドー・センターで「バリー・フラナガン:彫刻」展、86年ロンドンのテート・ギャラリー(現テート・ブリテン)で「バリー・フラナガン:版画1970―83」展、93年マドリードのラ・カイシャ財団で「バリー・フラナガン」展が開催された。[斉藤泰嘉]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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