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フラバル Bohumil Hrabal

百科事典マイペディアの解説

フラバル

チェコの作家。スターリン時代には作品出版がかなわず,自由化のはじまる1963年にようやく,短編集《海底真珠》で脚光を浴びる。その後次々と傑作,問題作を発表し,1970年代チェコ文学を支えた。

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大辞林 第三版の解説

フラバル【Bohumil Hrabal】

1914~1997) チェコの小説家。社会主義体制下で検閲の圧力を受けながらも、次々と問題作を書いた。代表作「厳しく監視された列車」「私は英国王に仕えた」「あまりに騒がしい孤独」など。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フラバル
ふらばる
Bohumil Hrabal
(1914―1997)

チェコの短編・中編作家。50歳直前になって処女作『底にある真珠』(1963)が出版されるという独特な道をたどって登場した作家で、それ以後『鋭く看視されている列車』(1965)をはじめ、次々と問題作を発表し、人気作家となった。1968年のチェコ事件以後、反体制を貫き、しかも作品を発表している作家で、70年中ごろから、『剃髪(ていはつ)』(1976)、『マツユキソウの祝祭』(1978)、『美哀』(1979)と発表しているが、もっとも評価の高い『あまりにも騒がしい孤独』『私はいかにして英国王に仕えたか』は地下出版ないし西側でしか出版されていなかったが、90年にチェコでも出版された。悲喜劇的作家から哲学的作風を経て、メランコリックな作風へと転じた。[千野栄一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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