精選版 日本国語大辞典
「フルトベングラー」の意味・読み・例文・類語
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デジタル大辞泉
「フルトベングラー」の意味・読み・例文・類語
フルトベングラー(Wilhelm Furtwängler)
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フルトベングラー
Furtwängler, (Gustav Heinrich Ernst Martin) Wilhelm
[生]1886.1.25. ベルリン
[没]1954.11.30. バーデンバーデン
ドイツの指揮者。ミュンヘンで学び,1905年からチューリヒ,リューベックなどで指揮者として活動を始め,15年マンハイム歌劇場の指揮者。 20年ベルリンの国立歌劇場,22年ライプチヒのゲバントハウスおよびベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者となる。また世界各地の音楽祭で演奏活動を行うなど国外でも活躍。 30年にナイトの称号を得,34年ローマのサンタ・チェチリア王立アカデミー会員,ドイツ芸術院会員。第2次世界大戦後,ナチスに屈従したとされスイスへ退いたが,無罪となり,ドイツへ戻って 52年ベルリン・フィルの終身指揮者となる。また,ウィーン,ロンドン,ニューヨークなどでも指揮をし,20世紀前半最大の指揮者といわれた。著書,音楽評論『音楽について』 Gespräche über Musik (1948) 。
フルトベングラー
Furtwängler, Adolf
[生]1853.6.30. フライブルク
[没]1907.10.10. アテネ
ドイツのギリシア考古学者。フライブルクとライプチヒの大学で学び,ミュンヘンで H.ブルンに師事して古典芸術を学んだ。約3年間のギリシア,イタリア旅行ののち,1880年ベルリン博物館長,94年ミュンヘン大学考古学教授。 1901年にはエイナ島の発掘を指導し,すぐれた考証と鑑識眼で古代のギリシア彫刻,壺絵,宝石を研究し,年代順のカタログを制作した。主著書『ギリシア彫刻の傑作』 Meisterwerke der griechischen Plastik (1893) 。指揮者 W.フルトベングラーの父。
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「フルトベングラー」の意味・わかりやすい解説
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