百科事典マイペディア 「フルトウェングラー」の意味・わかりやすい解説
フルトウェングラー
→関連項目クベリーク|ピアティゴルスキー|ヒンデミット|ベルリン|ホロビッツ
フルトウェングラー
→関連項目フルトウェングラー
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ドイツの指揮者。ベルリン生れ。ミュンヘンで音楽を学び,早くから作曲を始める。各地の歌劇場で指揮者としての経験を積み,1911年リューベックで本格的活動を始める。マンハイム歌劇場,ウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団を経て,22年ニキシュの後任としてライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者となる。ロンドンやニューヨークでも客演し,さらに27年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者も兼ね,31年バイロイト音楽祭音楽監督,33年にはベルリン国立歌劇場総監督にも就任した。第2次世界大戦後,ナチス政権下での音楽活動を指摘されて一時活動を中止せざるをえなかったが,結局無罪となり再びベルリン,ウィーン,バイロイト,ミラノ,ロンドンなどで活動を再開,最晩年までドイツの代表的音楽家と目された。指揮の特色は作品に内在する精神性を重視するところにあった。作曲家として後期ロマン派的な交響曲などを残した。
執筆者:大木 正興
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