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フロマンタン フロマンタン Fromentin, Eugène

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フロマンタン
フロマンタン
Fromentin, Eugène

[生]1820.10.24. ラロシェル
[没]1876.8.27. サンモーリス
フランスの画家,小説家,美術批評家。 19歳でパリに出てまもなく,純真な愛を捧げていた少女の死にあい,その思い出が後年の自伝的小説『ドミニック』 Dominique (1862) の主題となった。

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デジタル大辞泉の解説

フロマンタン(Eugène Fromentin)

[1820~1876]フランスの小説家・画家・美術評論家。自伝的小説「ドミニック」は心理小説の傑作とされる。

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百科事典マイペディアの解説

フロマンタン

フランスの画家,作家。アフリカの風物画で名を成し,オリエンタリズムの代表的画家として知られる。《昔日の巨匠たち》などの美術批評も書いた。半自伝的小説《ドミニック》(1863年)は恋愛心理を繊細な文体で描きフランス心理小説の代表的傑作の一つとなる。

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世界大百科事典 第2版の解説

フロマンタン【Eugène Fromentin】

1820‐76
フランスの画家,小説家。ラ・ロシェル近くのサン・モーリスSaint‐Maurice生れ。一時,法律を学ぶが,鋭い感性に恵まれ,早くから絵画や文学に心を引かれ,法律を捨てて絵の勉強に専念する。彼の得意としたのは風景画で,《ラ・ロシェル近郊の農場》(1847)で画家として立つが,また北アフリカに数回旅行して,そこの風景を描き,オリエンタリズムの代表的画家として知られる。美術評論には,フランドルオランダの17世紀の画家たちを論じた《昔日の巨匠たち》(1876)がある。

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大辞林 第三版の解説

フロマンタン【Eugène Fromentin】

1820~1876) フランスの小説家・画家・美術批評家。自伝的な心理小説の傑作「ドミニック」で知られる。他に美術批評「昔の巨匠たち」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フロマンタン
ふろまんたん
Eugne Fromentin
(1820―1876)

フランスの画家、作家。ラ・ロシェル生まれる。パリに出て法律と絵を学ぶ。アルジェリアに旅行、当時の東方趣味の流行が幸いしてオリエント風景画家として盛名を馳(は)せ、絵筆によって生計をたてたが、画家フロマンタンの声価は、死後、急速に低落した。だが、告白体の小説『ドミニック』(1863)の作者として、フロマンタンはいまも独自の価値と魅惑を失っていない。この作品は、ほとんど事の起こらぬ恋愛小説という点では、たとえば堀辰雄(たつお)の小説に近いところがあるが、編中には鋭い記号論を含み、音楽の小説的転位という試みがみられ、奥行が深い。フランス人の田園詩情に寄せる愛着が冷静緻密(ちみつ)に描かれているのも特徴である。別にフロマンタンには、1875年のベルギー、オランダ旅行中の日記に基づいてファン・アイク、メムリンク、ルーベンス、レンブラントらを論じた『昔の巨匠たち』(1876)がある。これは、絵画の見方のもっとも優れた指南書である。[杉本秀太郎]
『杉本秀太郎著『小説の音楽』(『文学演技』所収・1977・筑摩書房)』

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