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ブザンソン ブザンソンBesançon

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブザンソン
Besançon

フランス東部,ジュラ山脈北西部ドゥー県の県都。曲流するドゥー川沿岸の岩山上にケルト人の町として発達。カエサルによって前 58年占領され,のちにアウレリウスによって植民地となった。2世紀後半から大司教管区。 11世紀には神聖ローマ帝国の支配下に入り,1184年 F.バルバロッサによって自由都市となる。その後,ブルゴーニュ公領を経て,スペイン=オーストリア治下に入って栄え,1678年フランス領となる。工業は 18世紀にスイスのヌーシャテルなどから導入された時計工業と絹織物が中心。ガロ・ローマ時代の城,凱旋門,水道,劇場のほかに,12~16世紀の大聖堂。 17世紀ボーバンの手になる要塞や,16~18世紀のグランベル宮 (現民俗博物館) ,旧市庁舎,裁判所などの史跡が多い。ラムイエールの温泉やカジノもあり,観光業も盛ん。人口 11万7599(2008)。

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デジタル大辞泉の解説

ブザンソン(Besançon)

フランス東部、ドゥー県の都市。フランシュ‐コンテ地方の中心都市で、同県の県都。ドゥー川沿いにあり、旧市街は、ルイ14世の時代に軍事技術者ボーバンが築いた城砦に囲まれる。時計や精密機械などの工業が盛ん。作家ビクトル=ユゴー、映画を発明したリュミエール兄弟の生誕地。国際音楽祭や指揮者コンクールの開催地として世界的に知られる。

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百科事典マイペディアの解説

ブザンソン

フランス東部,ドゥー県の県都。ジュラ山麓ドゥー川沿岸,時計工業の中心地。ローマ時代の遺跡(マルクス・アウレリウスの凱旋門),大学(1422年創立)がある。1674年フランス領となり,フランシュ・コンテ地方の中心地であった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブザンソン【Besançon】

フランス東部,フランシュ・コンテ地方の中心で,ドゥー県の県都。人口11万9000(1990)。ジュラ山脈の麓に位置し,旧市街はドゥー川のメアンダー(蛇行)の内側にあって,ボーバンのつくった城砦(17世紀)によって守られている。行政,文化(大学と音楽祭),商業,法律,宗教(大司教座の所在地),工業の中心。時計,精密機械,化学繊維モロッコ革の製造のほか印刷等が盛ん。鉄道と高速道路の幹線からはずれているが,小さな空港がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブザンソン
ぶざんそん
Besanon

フランス東部、フランシュ・コンテ地方の中心都市で、ドゥー県の県都。パリ南東393キロメートル、ドゥー川沿いに位置する。人口11万7733(1999)。旧市街はドゥー川の曲流部に囲まれた岩山上の絶景地を占め、フランスの軍事技術者ボーバンの築いた城塞(じょうさい)に守られている。ガリアの主要都市でブゾンチオVesontioと称したが、カエサル(シーザー)に征服された。12世紀に神聖ローマ帝国直轄領となるが、ルイ14世時代の1674年にフランスに併合、フランシュ・コンテの首都となった。16世紀のグランベル宮殿、ロマネスク、ゴシック、バロック様式共存のサン・ジャン寺院のほか、美術館、天文時計がある。工業は盛んで、時計、精密機械、化学繊維、既製服、モロッコ皮、食料品、印刷の諸工業が営まれる。作家ビクトル・ユゴーの生誕地。1951年以来、指揮者のコンクール(ブザンソン・コンクール)開催地ともなっている。[大嶽幸彦]

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