ブリヤート

デジタル大辞泉 「ブリヤート」の意味・読み・例文・類語

ブリヤート(Buryat/Бурят)

ロシア連邦中部の共和国バイカル湖の東から南に位置する。首都ウランウデ。13世紀ごろから住むモンゴル系のブリヤート人が基幹民族だが多数派ではない。機械工業鉱業牧畜などが行われている。

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精選版 日本国語大辞典 「ブリヤート」の意味・読み・例文・類語

ブリヤート

(Buryat)
[1] ロシア中部の自治共和国。南シベリア、バイカル湖の東方から西方に位置する。一三世紀ごろからモンゴル系のブリヤート人が居住、一七世紀末にロシアに併合された。工・鉱業、牧畜が盛ん。中心都市ウランウデ。
[2] 〘名〙 バイカル湖周辺からモンゴル北部、中国東北地区に住む蒙古族の一つ。ブリヤート族

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百科事典マイペディア 「ブリヤート」の意味・わかりやすい解説

ブリヤート

ロシア,シベリアのバイカル湖周辺に住むモンゴル人の一派。約35万人で,ブリヤート共和国構成ロシア人との混血が多く,文化的影響を受け狩猟遊牧から農耕定住に向かう。伝統的信仰ラマ教チベット仏教),シャマニズム等。言語はモンゴル語系のブリヤート語
→関連項目ウドカンシベリアドルジエフ

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