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ブロッコリー broccoli

翻訳|broccoli

百科事典マイペディアの解説

ブロッコリー

南欧原産のアブラナ科の野菜。カリフラワーと起源は同じもので,イタリアなどでは両者を区別しない。日本ではふつう緑色,小型の花蕾(からい)をつけるものをさし,カリフラワーと同様に利用する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

栄養・生化学辞典の解説

ブロッコリー

 [Brassica oleracea(italica group)].フウチョウソウ目アブラナ科アブラナ属の越年草.花のつぼみを食べる.Calabreseは品種の一つ.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

食の医学館の解説

ブロッコリー

《栄養と働き》


 原産地はイタリアを中心とした地中海沿岸で、アブラナ科の野菜。キャベツの変種のカリフラワーを品種改良してつくられました。大きなつぼみのかたまりと茎を食用にします。キャベツやカリフラワーは淡色野菜ですが、ブロッコリーは緑黄色野菜です。
 わが国には明治時代に入り、第二次世界大戦後に本格的に栽培がはじまりました。一般に広く出回るようになったのは1980年代になってからです。
〈発がん物質の活性を妨げる期待の成分を含む〉
○栄養成分としての働き
 ビタミンCが豊富に含まれるほか、カロテンや鉄分も多く含んでいます。
 ビタミンCはウイルスに対する抵抗力を強め、体の細胞を結びつける働きをするコラーゲンの合成を活発にするので、肌を美しく保ちます。
 体内でビタミンAにかわるカロテンは、体内の粘膜(ねんまく)を保護する働きがあります。加えて食物繊維も豊富。食物繊維には、コレステロールの吸収を阻害し、動脈硬化予防、便秘(べんぴ)予防に有効です。
 そのほか、ビタミンEも多く、Cとともに皮膚に張りをもたせ、みずみずしい肌をつくります。
 また、インスリンの効果を高めるクロム、胃潰瘍(いかいよう)を予防するビタミンUとさまざまな栄養素を含んでいる点も特徴です。
 さらに、カリフラワー同様にイソチオシアネートという含硫化合物(がんりゅうかごうぶつ)を含んでいます。これは、発がん物質を活性化させる酵素の働きを妨げてくれます。
○漢方的な働き
 漢方では腎機能(じんきのう)を強化して虚弱体質を改善し、胃腸を丈夫にする作用があるとしています。

《調理のポイント》


 ブロッコリーの旬(しゅん)は冬から春先にかけてです。中央がこんもりとしていてつぼみが小さく締まっているものが良質。緑が濃いものは、やわらかくて甘みもあります。花が咲く前のものを選ぶように。
 ゆでて調理する場合は、なるべくビタミンCの損失を少なくするために、短時間ですませること。水にさらすと味も香りも低下するので、ザルに広げて冷まします。
 茎の部分に栄養素が集まっているので、捨てずに利用しましょう。すぐに鮮度が落ちるので、買ったその日のうちに調理するようにします。
 ビタミンCを活かすには、たんぱく質、ビタミンE、カルシウムを多く含む食品といっしょに食べましょう。たんぱく質とのコンビでは、ストレスへの抵抗力をつけ、張りのある肌をつくります。
○注意すべきこと
 血栓症(けっせんしょう)の人でワルファリンカリウムという薬を服用している場合は、血液を凝固させるビタミンKが薬の効きめを弱めるため、多食は禁物です。

出典 小学館食の医学館について 情報

デジタル大辞泉プラスの解説

ブロッコリー

日本のテレビドラマ。2007年1月、フジテレビにて放映。2005年、第18回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞した根津理香の脚本の映像化作品。出演:藤井美菜石田卓也、仲里依紗ほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

ブロッコリー

正式社名「株式会社ブロッコリー」。英文社名「BROCCOLI Co., Ltd.」。小売業。平成6年(1994)設立。本社は東京都練馬区豊玉北。キャラクター玩具会社。自社開発のキャラクターを活用した製品を企画・製造。主力はカードゲーム。直営店舗「ゲーマーズ」も運営。JASDAQ上場。証券コード2706。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ブロッコリー【broccoli】

アブラナ科の一・二年草(イラスト)。キャベツの1変種で,カリフラワーの原種と考えられている。和名の別名をメハナヤサイミドリハナヤサイともいう。キャベツ類のとう立ちをした花軸を利用することからこの名がついた。葉は濃緑色で欠刻があり,主茎の頂部または葉腋(ようえき)から出た側枝の頂部には発達した濃緑色のつぼみの集合体を形成する。品種には早晩性があり,頂花蕾(ちようからい)専用種と側花蕾も利用できるものとがある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ブロッコリー【broccoli】

キャベツの一変種。カリフラワーに似るが、食べる部分が緑色の野菜。メハナヤサイ。ミドリハナヤサイ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブロッコリー
ぶろっこりー
sprouting broccoli英語
brocoliフランス語
[学]Brassica oleracea L. var. italica Plencke

アブラナ科の二年草。和名をイタリアカンラン、ミドリハナヤサイともいう。キャベツの変種で花のつぼみが発達したものを食用にする点で、カリフラワー(ハナヤサイ)に似るが、つぼみ部分はカリフラワーほどの白い花球(curd)にならず、やや肥大した緑色のつぼみの塊となる。このころの姿はカリフラワーに比べて茎が立って20センチメートルほどになるので、キダチハナヤサイともよばれる。また茎頂だけでなく、上部の葉腋(ようえき)にも小さいつぼみの塊をつける品種があり、コモチハナヤサイという呼び名もある。茎葉全体が紫赤色で、つぼみの塊も紫色の品種もある。
 煮物やスープ、サラダなどにして、特有の風味が好まれる。ヨーロッパではカリフラワーとともに古くから広く親しまれている野菜であるが、日本には明治時代に導入され、カリフラワーに続いて、1980年代に需要を伸ばした。普通は5~6月に種子を播(ま)き、11月に収穫するが、暖地では7月播き翌年1~2月どりの栽培もある。[星川清親]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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