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ブロマイド bromide

翻訳|bromide

デジタル大辞泉の解説

ブロマイド(bromide)

スターなどの肖像写真ブロマイド紙を用いたところからいう。なまって「プロマイド」とも。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブロマイド

ブロマイド紙に焼付けた映画スターなどの写真のこと。誤って〈プロマイド〉と呼ばれていた。大正末から昭和初期へかけて映画が大衆的な娯楽になるとともにキャビネ判に焼き付けた映画のスチールやスターのポートレートが人気を呼び,1枚5銭から10銭ぐらいで売られた。駄菓子屋で売る1銭の小さいブロマイドもあった。映画ファンのブロマイドのコレクションは昭和10年ころまで流行したが,当時はキャビネ判以上の写真は珍しがられたので,大判のポートレートなどは特殊なものと思われていた。

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大辞林 第三版の解説

ブロマイド【bromide】

〔ブロマイド紙を用いたことから〕
スターなどのはがき大の肖像写真。 〔日本では戦前から多く「プロマイド」といわれてきた〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブロマイド
ぶろまいど
bromide

臭化銀を用いてつくった写真印画紙、また、その印画紙に焼き付けた写真のこと。日本では俳優、歌手などの人気者のポートレートを、「プロマイド」とよんでいるが、これは、大正末期、映画俳優の肖像写真を商品として売り出すとき、印画紙そのままの名称ではおかしいというので案出されたものという。映画スターのプロマイド登場の第1号は、1921年(大正10)の栗島(くりしま)すみ子であった。[畑 暉男]
『『プロマイド昭和史』(1982・小学館)』

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世界大百科事典内のブロマイドの言及

【肖像写真】より

… 1854年にフランス人A.A.ディスデリDisdériによって特許がとられた〈名刺判写真(カルテ・ド・ビジットcarte de visit)〉は,レンズをたくさん取り付けたカメラによって1枚の原板に8枚,12枚等の写真を写しだすものであったが,これによってよりたくさんの肖像写真が安価に写されたことはもちろんのこと,このシステムを使って有名人の肖像を複写複製して売り出したことは,いままでにない側面を〈肖像〉にもたらした。今日いうところのブロマイド写真の始まりといえるだろう。肖像写真の写真史初期における展開は,写真を大衆に受け入れさせただけではなく,社会の中で機能するものとして確立させていく過程であった。…

※「ブロマイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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