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プロセスチーズ プロセスチーズprocessed cheese

5件 の用語解説(プロセスチーズの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロセスチーズ
プロセスチーズ
processed cheese

チーズの一種。乳の蛋白質を凝固発酵させてつくったナチュラルチーズをさらに2種類以上混ぜ,加熱練製したもの。保存性が高く,均質化されているが風味の点でナチュラルチーズより落ちる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

プロセス‐チーズ(process cheese)

一種あるいは数種のナチュラルチーズを砕いて加熱溶解し、香辛料を加えるなどして再成形したチーズ

出典|小学館
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栄養・生化学辞典の解説

プロセスチーズ

 1種もしくはそれ以上のナチュラルチーズを粉砕,加熱して成形し包装したもの.ナチュラルチーズの製品による品質の差を均一化したり,品質を安定させる効果があるが,ナチュラルチーズのもつ良さの一部を失うことがある.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プロセスチーズ
ぷろせすちーず
processed cheese

種類や熟度の違うナチュラルチーズを粉砕混合し、乳化剤を加えて加熱溶解し、チーズ中に含まれる乳酸菌や酵素などの活性を失わせてから成型したチーズのこと。均一な品質が得られ、保存性に優れているので、長期にわたる流通期間に堪えられる利点がある。1904年にアメリカクラフトKraftが製造を開始したもので、日本では1933年(昭和8)北海道遠浅(とあさ)(現、胆振(いぶり)総合振興局管内安平(あびら)町)で北海道酪連(現雪印乳業)が工業生産を始めた。おもにアメリカ、日本で発達した製法で、ヨーロッパではあまり関心をもたれていない。
 1999年度(平成11)現在、日本ではチーズ消費量の約47.5%がプロセスで、原料にはゴーダ、チェダーチーズがおもに用いられている。プロセスチーズは、厚生省令「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」で乳固形分40%以上の含有が規定されているが、それに達しないチーズ加工品のチーズフード(チーズ分51%以上)、チーズスプレッドなどもプロセスチーズの変型と考えられる。[新沼杏二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のプロセスチーズの言及

【チーズ】より

…牛乳,脱脂乳,クリーム,羊乳などを原料とし,レンネット(凝乳酵素)の作用や乳酸菌などの細菌,アオカビなどのカビあるいは酵母など,各種の微生物の働きを利用して製造されるもの(ナチュラルチーズ)で,それをさらに加工したものはプロセスチーズと呼ばれる。
[歴史]
 アラビアの商人が,ヒツジの胃袋で作った水筒に乳を入れて旅をしている間に,太陽熱で暖められた乳が胃袋の凝乳酵素の働きにより固まって,チーズのようなものが初めてできたというアラビアの民話がある。…

※「プロセスチーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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