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ヘプ Cheb

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヘプ
Cheb

ドイツ語ではエーガー Eger。チェコ西部,チェヒ (ボヘミア) 地方西部の都市。チェコの西端,ドイツとの国境近くに位置する。自転車,機械,羊毛加工,木材などの工業が行われる。 12世紀に築かれた城跡,中世ドイツ集落の面影を残す広場などがある。北西からボヘミアへ入る要地にあたるため,中世からフス戦争,三十年戦争などたびたび戦火にあい,第2次世界大戦後ドイツ人を追放するまではほとんどドイツ人の町であった。人口3万 1847 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ヘプ(Cheb)

チェコ西部の都市。ボヘミア地方の最西端でドイツとの国境に近く、オフジェ川に沿う。中世よりバイエルン地方とボヘミア地方を結ぶ中継点として繁栄。フス戦争三十年戦争で大きな被害を受けた。現在は機械工業、ビール醸造が盛ん。旧市街にはシュパリーチェクとよばれるゴシック式の建物が並ぶほか、ヘプ城、ヘプ博物館などがある。ドイツ語名エーガーまたはエゲル

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世界大百科事典 第2版の解説

ヘプ【Cheb】

チェコ西部,西ボヘミアにある都市。人口3万2000(1991)。ドイツとの国境から5kmの所にある鉄道交通の要地で,かつてはドイツ人町。ドイツ名はエーガーEger。ラベ(エルベ)川の支流オフジェOhře川沿いに発達。機械(自転車)・繊維・食品(肉,ビール)・木材工業が盛ん。13世紀に起源をもつフランチスカナ教会,15世紀のニコラウス教会や〈黒い塔〉のあるロマネスク式城館ゴシックルネサンス,バロック式の家々など,重要な歴史的建造物が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘプ
へぷ
Cheb

チェコのボヘミア地方最西端、ドイツとの国境に近いオフジェ川川岸にある歴史的都市。人口3万3028(2001)。13世紀にドイツ人の東方植民によって建設され、18世紀まで都市として自治を保った。14、15世紀のゴシック様式やルネサンス様式の建築物に囲まれた広場が保存されており、なかでもロココ様式のファサードをもった家(シュパリーチェックとよばれる)が有名である。また、12世紀のロマネスクのチャペルと砦を残すヘプ城、ヘプ博物館もある。機械、綿や亜麻(あま)などの繊維、ビール醸造、皮革などの工業も行われている。ボヘミア、ザクセン、バイエルンの地域間協力(ユーロレギオ・エグレンシス)においてボヘミアを代表する都市でもある。三十年戦争で活躍したボヘミア出身の傭兵(ようへい)隊長ワレンシュタインが1634年この地で暗殺された。[中田瑞穂]

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