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ベタンクール Betancourt, Rómulo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベタンクール
Betancourt, Rómulo

[生]1908.2.22. ミランダ,グアティレ
[没]1981.9.28. ニューヨーク
ベネズエラの政治家。カラカス大学時代の 1928年に J.ゴメス独裁政権打倒の運動に参加,投獄され,一時コロンビアに追放された。 36年帰国後,反共的地下左翼運動を指導。 39~41年亡命。民主行動党 ADを創設して,45~48年臨時大統領。 48~58年亡命。 58年1月の空軍による反乱で M.ペレス・ヒメネス政府が倒れ,同年 11月の選挙で大統領に当選。独裁政治に代る政党政治を開始し,農地改革を含む社会改革に着手。 64年ベネズエラ政治史上初めて大統領任期5年を満了した。辞任後後進に道を開くため 64~72年スイスに居住。 72年帰国後終生 AD名誉総裁。

ベタンクール
Béthancourt, Jean de

[生]1360頃.ノルマンディー,コー
[没]1425
フランスの航海者,探検家。国王シャルル6世に仕えたこともある。 1402年カナリア諸島に到達。 04年パルマ島その他にヨーロッパ人最初の植民地を建設した。カスティリア王エンリケ3世 (病弱王) からカナリア諸島の領主として確認された。

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百科事典マイペディアの解説

ベタンクール

ベネズエラの大統領(在任1959年―1964年)。1928年反ゴメス学生運動を組織したため国外追放,コスタリカ共産党結成。帰国後の1935年社会民主党を結成,1941年民主行動党(AD)と改名

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世界大百科事典 第2版の解説

ベタンクール【Rómulo Betancourt】

1908‐81
ベネズエラの大統領。在任1959‐64年。1928年反ゴメスの学生運動を組織したため国外に追放された。同年コスタリカで共産党を結成し,同地の労働運動を指導。帰国後,35年第三インターナショナルを脱退し,プチ・ブル層,一部の組織労働者などを結集して社会民主党を結成。41年民主行動党と改名した同党は,45年10月クーデタによって政権を奪取し,彼は臨時大統領となった。農地改革,各種公社の創設,労働条件の改善など民主化政策を遂行したが,48年軍部のクーデタで政権は倒壊した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベタンクール
べたんくーる
Rmulo Betancourt
(1908―1981)

ベネズエラの政治家。同国民主政治の基礎を築いた大統領(在任1959~1964)。カラカス近郊に生まれ、カラカス中央大学に学ぶ。1928年に反ゴメス独裁の学生運動を組織、亡命・地下活動のなかで著作と新聞発行を続け、反政府組織の民主行動党(AD)を結成した。1945年に一部軍人と組んでクーデターに成功し、改革に着手するが、保守派に追われる。しかしペレス・ヒメネスの独裁に対する幅広い反対運動を指導して、1958年に大統領に選出され、農地改革や民族主義的な石油政策を実施。改革政策に反対する極右と極左ゲリラ勢力を抑え、平和裏にキリスト教社会党(COPEI)に政権を移譲して、二大政党による文民支配を定着させた。[乗 浩子]

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367日誕生日大事典の解説

ベタンクール

生年月日:1908年2月22日
ベネズエラ大統領
1981年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典内のベタンクールの言及

【ベネズエラ】より

… 大規模な労働者組織として,1947年創設のベネズエラ労働者同盟,ベネズエラ農民同盟,石油労働者同盟などがある(政党との関係については後述)。また教育については,60年代にベタンクール大統領のもとに,積極的な教育内容の改革や拡充がなされ,現在は国家予算の約20%を教育関係に充てている。5~15歳の10年間が義務教育で,1987年には成人教育の結果,非識字率が10%まで低下した。…

※「ベタンクール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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