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ペガスス座 ペガススざPegasus

翻訳|Pegasus

デジタル大辞泉の解説

ペガスス‐ざ【ペガスス座】

北天の大星座。4個の星の描く大四辺形が特徴。10月下旬の午後8時ごろ、天頂付近で南中する。名称はギリシャ神話の神馬ペガソスにちなむ。ペガサス座。学名 〈ラテン〉Pegasus

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百科事典マイペディアの解説

ペガスス座【ペガススざ】

10月下旬,天頂近くに見える大星座。この星座のα,β,γ星とアンドロメダ座のα星の描く大四辺形(ペガススの四辺形)が特徴。ペガソスにちなむ。
→関連項目ペガソス

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世界大百科事典 第2版の解説

ペガススざ【ペガスス座 Pegasus】

略号はPeg。秋空に天上高くのぼりつめる北天の大星座である。ペガススはギリシア神話にあらわれる翼をもち天空をとぶ馬(ペガソスPēgasosのラテン語よみ)のことである。この星座のα,β,γの3星と隣接するアンドロメダ座αとがつくる長方形を〈ペガススの四辺形〉と呼び天馬の胴体に相当する。α星マルカブ(のりもの)は,光度2.4等,スペクトル型B9,β星スケアト(上膊部)は光度2.4等,スペクトル型M2,γ星アルゲニブ(わきばら)は光度2.8等,スペクトル型B2で周期6.8307日の分光連星であり,その成分星の一つは短周期変光星(βCMa型,変光幅2.80~2.87等,周期0.1517日)である。

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大辞林 第三版の解説

ペガススざ【ペガスス座】

10月下旬の宵に南中する星座。ペガサスに見たてたもので、天頂付近を通り、巨大な四角形を描いて見える。枡形ますがた星。ペガサス座。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ペガスス座
ぺがすすざ

秋の宵にほとんど頭上やや南寄りのあたりに見える星座。4個の星が描く大きな四辺形は「ペガススの四辺形」または「秋の四角形」などとよばれ、とくによく目だつが、このうち北東の角の星はアンドロメダ座に属するものである。ギリシア神話では、勇者ペルセウスが女怪メドゥサを退治したとき、その首から飛び散った血の中から生まれ出た翼のある天馬(ペガソス)とされている。日本ではペガススの四辺形を「桝形星(ますがたぼし)」とよび、アンドロメダ座のα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)の4個の星を四辺形に結び付け、全体を大きな柄杓(ひしゃく)に見立てている地方もある。小望遠鏡での見ものとしては、ペガススの鼻先にある球状星団M15が見逃せない。[藤井 旭]
『林完次著『星座「秋」』(1987・保育社) ▽瀬川昌男著『秋の星と星座』(1997・小峰書店) ▽えびなみつる著『はじめての星座案内――見ながら楽しむ星空の物語』(2001・誠文堂新光社) ▽藤井旭著『星座大全――秋の星座』(2003・作品社)』

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世界大百科事典内のペガスス座の言及

【ペガソス】より

…ギリシア神話の有翼の天馬。英雄ペルセウスに殺された女怪メドゥーサの血から生まれた。のち英雄ベレロフォンの持ち馬となり,怪獣キマイラ退治,女族アマゾンとの戦いに際して主人を助けたが,ベレロフォンが天に上ろうと試みたとき,ペガソスは彼を投げ落とし,みずからはそのまま飛翔をつづけて天の星になったという。詩人の霊泉として有名なボイオティア地方のヘリコン山のヒッポクレネHippokrēnēの泉は,ペガソスが大地を蹴って湧出させた多くの名泉のひとつと伝えられる。…

※「ペガスス座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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