ホイートストンブリッジ

百科事典マイペディアの解説

ホイートストンブリッジ

電気抵抗の精密測定などに用いられるブリッジ回路。大きさR1,R2,R3,R4の抵抗を順につないで回路をつくり,R1・R4の接点とR2・R3の接点の間に電池をつなぎ,R1・R2の接点とR3・R4の接点の間に検流計をつなぐと,R1/R4=R2/R3のとき検流計に電流が流れない。R1の値だけが未知なら他の既知抵抗を加減しこの関係を成立させればR1を測定できる。この原理を利用し電解質溶液の抵抗を測るコールラウシュ・ブリッジもある。
→関連項目ホイートストンボロメーター

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世界大百科事典 第2版の解説

ホイートストンブリッジ【Wheatstone bridge】

もっとも基本的なブリッジ回路で,図のように4辺がすべて抵抗からなるもの。4辺の抵抗値の間にR1R2R3R4(または同じことであるがR1R4R2R3)の関係があれば,検流計Dには電流が流れなくなるから,これを利用して,以下のように抵抗の精密測定を行うことができる。今,R1が未知の抵抗,R2が正確な値のわかっている標準抵抗,R3,R4R3R4の比が精密に調整可能な可変抵抗とする。はじめはR1R2がわからないから見当をつけてR3R4をこの値近くに設定する。

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世界大百科事典内のホイートストンブリッジの言及

【電気計測】より


[インピーダンス測定]
 抵抗の簡易測定にはテスター,抵抗計が用いられ,また電圧計と電流計を用いて電圧/電流の比として抵抗を求める方法がある。精密測定法としては,電位差計による二つの抵抗比較で,ホイートストンブリッジ,ケルビンダブルブリッジ,電流比較形ブリッジが用いられる。ホイートストンブリッジは図1に示すように4個の抵抗からなり,検出器Gが0を指示するようにAを調節すれば未知抵抗Xは,XSA/Bとして求められる。…

※「ホイートストンブリッジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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