ボウル(その他表記)bowl

翻訳|bowl

デジタル大辞泉 「ボウル」の意味・読み・例文・類語

ボウル(bowl)

料理に用いる深い鉢。「サラダボウル
アメリカンフットボール競技場。「エールボウル
アメリカンフットボールで、特に組まれる大試合。「ローズボウル」「スーパーボウル
[類語]茶碗ひつ片口茶托ソーサーコースター

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボウル」の意味・わかりやすい解説

ボウル
ぼうる
bowl

鉢の一種で、主として調理に用いる丸形の容器。ボールとも書く。材料を取り分ける、混ぜる、こねるなどがおもな用途で、小型から菓子やパン作り用の大型まで、各種のサイズのものがある。材質アルミニウムステンレス、ほうろう、ガラス、木、プラスチックなどで、幅広く使え実用的なのはステンレスである。注ぎ口や、持ちやすいように持ち手をつけたものや、液量を測る目盛り付きなどもある。サラダボウルは、できたサラダを食卓で供するための食器で、ガラス製、木製陶製で、サーバーや取り分け用の食器がセットになっているものが多い。フィンガーボウルは、食事中に指先を洗うための水を入れる小さな容器である。

河野友美大滝 緑]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

食器・調理器具がわかる辞典 「ボウル」の解説

ボウル【bowl】

直径10~50cmぐらいまでの半球状の鉢。普通、食材を混ぜたり泡立てたりするのに用いる調理器具をいうが、サラダボウル、スープボウルなど食器として用いるものもある。材質はアルミニウム、ステンレス、ガラスなど、食器では陶磁器、ガラス、木などがある。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のボウルの言及

【アメリカン・フットボール】より

…9月から11月の3ヵ月がシーズンで試合は週1度。対校戦やリーグ戦が終わったあと,12月から新年にかけて,優秀な成績をあげたチームが温暖な南の各地でボウル・ゲームを行う。ボウルとはスタジアムの観客席がすり鉢形になっているのになぞらえた言葉で,スタジアムそのものと,そこで行われるゲームを指す。…

【ボウリング】より

…一般には10本のピンを倒すテンピン・ボウリングtenpin bowlingをさす。ほかに九柱戯(ナインピンズ)やローンボウルズなどがあり,カーリングペタンクなども同起源である。
[歴史]
 石をころがすような単純な遊びはきわめて古くから行われていたと思われる。…

【ローンボウルズ】より

ボウリングなどと同系のゲームで,起源はきわめて古く,13世紀にはイギリスで行われていたという記録が残っている。たんにボウルズということも多く,用いるボールをボウルという。グリーンは40ヤード(36.6m)四方で,周囲に深さ2インチ(5cm)の溝を設け,さらにその外側は低い壁で囲う。…

※「ボウル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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