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ボンテンペッリ Bontempelli, Massimo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボンテンペッリ
Bontempelli, Massimo

[生]1878.5.12. コモ
[没]1960.7.21. ローマ
イタリアの小説家,詩人。 G.カルドゥッチの新古典主義の影響を受け,最初,詩や短編小説を発表した。第1次世界大戦中,未来主義に接して,伝統の破砕を掲げ,ノベチェンティズモ (20世紀主義) を唱え,マラパルテと雑誌『ノベチェント』 Novecentoを創刊,1930年代モダニズム文学運動の主導者になった。第2次世界大戦中から文学活動をやめ,不遇のうちに没した。主著『最後のエバ』 Eva ultima (1923) ,『2人の母をもつ子』 Il figlio di due madri (29) 。

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大辞林 第三版の解説

ボンテンペッリ【Massimo Bontempelli】

1878~1960) イタリアの小説家・劇作家。シュールレアリスムの影響を受けた魔術的リアリズムの提唱者として知られる。代表作に「最後のエバ」「われらの女神」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボンテンペッリ
ぼんてんぺっり
Massimo Bontempelli
(1878―1960)

イタリアの小説家、劇作家。コモに生まれる。初めはジャーナリスト、後に作家生活に入り、一時、未来派のグループに加わったこともある。1926年にマラパルテとともに雑誌『ノベチェント』を創刊、新しい文学運動の旗頭となる。作風はあくまで都会的で、空想とナンセンスとユーモアの交錯する底に皮肉な人生哲学が隠れている。長編小説に『最後のイブ』(1923)、『二人の母を持つ息子』(1929)、『アドリアとその息子たちの生と死』(1930)、短編集に『わが夢の女』(1925)、『太陽の中の女』(1928)、戯曲に『われらの女神』(1925)などがある。[磯辺馨次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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