コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ボース粒子 ぼーすりゅうし boson

翻訳|boson

6件 の用語解説(ボース粒子の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

ボース粒子

フェルミ粒子」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ボース‐りゅうし〔‐リフシ〕【ボース粒子】

素粒子のうち、スピンがゼロか正の整数である粒子。S=N=ボースが導出した量子統計に従う。物質を構成する粒子を相互媒介する。光子π中間子、偶数個の核子からなる原子核など。ボソン。→フェルミ粒子

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ボース粒子【ボースりゅうし】

ボソンとも。スピンが整数の素粒子複合粒子で,ボース・アインシュタイン統計(量子統計力学)にしたがう粒子。たとえば光子,π中間子などがボース粒子である。素粒子はボース粒子とフェルミ粒子に二分されるが,フェルミ粒子が物質を構成し,ボース粒子がフェルミ粒子の相互作用を媒介するという役割を持っている。
→関連項目超対称性超流動

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

法則の辞典の解説

ボース粒子【Bose particle】

ボゾン」ともいう.ボース統計*に従う粒子のことである.スピンの大きさは(h/2π)の整数倍である.原子核の場合なら質量数(核子数)が偶数のものがボース粒子ということになる.熱力学的極限においては低温でボース‐アインシュタイン凝縮*を起こす.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ボースりゅうし【ボース粒子】

スピンが 0 または整数の素粒子や複合粒子。パウリの原理にしたがわず、多くの粒子が同じ量子状態をとることができる。光子・ π 中間子や重水素など偶数個の核子から成る原子核など。ボゾン。 ↔ フェルミ粒子

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボース粒子
ボースりゅうし

ボソン」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のボース粒子の言及

【液体ヘリウム】より

…液体ヘリウム3(3Heの液体)も0.93mK(0気圧)で超流動状態に転移する。液体ヘリウム4と液体ヘリウム3の超流動転移温度に大きな差があるのは,4Heと3Heがそれぞれボース粒子(ボゾン)およびフェルミ粒子(フェルミオン)という量子力学的には非常に性質の異なる粒子の種類に属するためである。現在,液体ヘリウム4は,あらかじめ液体窒素で冷却した高圧4Heガスを断熱膨張させて40K以下に冷やしたのち,低圧の容器に噴出させ,その際のジュール=トムソン効果による温度の低下を利用して得ており,一方,液体ヘリウム3は,減圧によって温度を下げた液体ヘリウム4と3Heガスを熱接触させることで得られる。…

【素粒子】より


[π中間子とμ粒子]
 電気的に中性の中性子がなぜ,原子核という小さな領域に閉じ込められているのであろうか。これに対して1935年湯川秀樹は,質量が電子の約280倍くらいのボース粒子(スピンが整数の粒子),すなわち中間子と呼ばれる粒子を新しく導入し,陽子と中性子がこの中間子を交換することによって核力を生じ,核力によって原子核内に閉じ込められているという理論を提唱した。この理論によれば,実験で知られているように電気的に中性の中性子と陽子の間に力が働くのみでなく,その力が非常に短距離(10-13cm)ではとても強いが,少し離れると非常に弱くなるという性質をうまく説明できる。…

【中間子】より

…核力は,陽子と電気的に中性の中性子の間にも働く,非常に短い距離(~10-13cm)では非常に強いが,少し離れると非常に弱くなるという性質がある。クーロン力が,荷電粒子間にフォトン(光子)を交換することによって生ずることの類推から,湯川は,陽子と中性子が質量が電子の約200倍くらいのボース粒子,すなわち中間子と呼ばれる粒子を交換することにより,上記の性質をもつ核力が導けることを理論的に示した。この中間子は48年に加速器を使って人工的につくり出されて湯川理論が確かめられ,現在ではπ中間子と呼ばれている。…

【量子統計】より

…さらに,相互作用がない多粒子系でも,量子系ではマクスウェル=ボルツマンの速度分布が破れるのである。 量子論に登場する粒子は,フェルミ粒子(フェルミオンfermion)かボース粒子(ボソンboson)かに大別される。いずれの場合も同種の粒子はまったく識別不可能で,2個の同種粒子を入れ替えても量子状態は不変だと考える。…

※「ボース粒子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ボース粒子の関連キーワードスピンドル油サイドスピンスピンターンスピントスピン衛星スピン相関規則フラットスピンスピン‐スピン結合レイバックスピンスピンボウル

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone