アーモンド、卵白、砂糖でつくった半球形の小形の焼き菓子で、クッキーの仲間。英語ではマカルーンmacaroonという。起源ははっきりしていないが、イタリアで考案され、フランスに渡ってつくられるようになったもので、17世紀ごろにはすでに広くつくられていたようである。泡立てた卵白に、粉末アーモンドと砂糖をあわせてよく混ぜ、絞り出し袋に入れて直径3~4センチメートルの半球形に絞り出し、オーブンで焼き上げる。2個をあわせて鈴形に仕上げることが多い。アーモンドのかわりにピーナッツを用いる場合もある。
[河野友美・山口米子]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…一般に,ビスケット,クッキー,サブレなどと呼ばれるもので,材料の配合を変えたり,ナッツ類,果物の砂糖漬,ココア,香料を加えたりして変化をつける。ほかに粉末のアーモンドに卵白を混ぜた生地を焼いたマカロンもある。プティ・フールと呼ばれる一口菓子には,パイ生地,シュー生地,スポンジ生地などを使うものと,ビスケット生地を使うものとがあり,前者は糖衣をかけたものの意でプティ・フール・グラッセ,後者は乾いたものの意でプティ・フール・セックと呼ぶ。…
※「マカロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...
12/21 デジタル大辞泉プラスを更新
12/21 デジタル大辞泉を更新
12/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/28 デジタル大辞泉を更新
10/28 デジタル大辞泉プラスを更新
10/27 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新