マッハ主義(読み)マッハしゅぎ

精選版 日本国語大辞典 「マッハ主義」の意味・読み・例文・類語

マッハ‐しゅぎ【マッハ主義】

〘名〙 (マッハMach) エルンスト=マッハに始まる実証主義的認識論の立場をいう。物質精神実体とする考えに強く反対し、科学目的は観察された事実を記述することのみにあるとし、仮想的原子などを考えることは全く非科学的であると主張した。
学生読書(1938)〈河合栄治郎編〉読書の回顧〈戸田武雄〉三「マッハ主義との非難を巧みに回避しつつ」

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デジタル大辞泉 「マッハ主義」の意味・読み・例文・類語

マッハ‐しゅぎ【マッハ主義】

19世紀末、マッハに始まる実証主義認識論の立場。物質も精神も感覚的要素複合であると主張。のちの論理実証主義確立影響を及ぼした。

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