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マメコガネ Popillia japonica; Japanese beetle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マメコガネ
Popillia japonica; Japanese beetle

鞘翅目コガネムシ科。体長 10mm内外。体は緑色で上翅は赤褐色。頭部は小さく,前胸背後縁は後方に張出すが中央部小楯板の前方でくぼむ。各腹節にそれぞれ1列の毛があり,尾節板には1対の白毛束がある。ブドウなど多くの植物の大害虫で,成虫は葉を,幼虫は根を食害する。成虫は5~10月に出現する。北海道,本州,四国,九州に分布する。 1916年には北アメリカに侵入し,同地の作物に大害を与えた。なお,奄美大島には上翅の会合部および翅縁が広く緑色を帯びるツキガタマメコガネ P. insularisを,沖縄本島にはオキナワマメコガネ P. lewisiを産する。 (→コツチバチ )  

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百科事典マイペディアの解説

マメコガネ

コガネムシ科の甲虫の1種。日本全土に分布。体長10mm内外,光沢ある緑黒色で,前翅の大部分黄褐色。成虫は年1回夏に発生し,ブドウやマメ類などの葉を食害する。幼虫は土中にすみ根を食害する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マメコガネ
まめこがね / 豆金亀子
Japanese beetle
[学]Popillia japonica

昆虫綱甲虫目コガネムシ科に属する昆虫。日本各地に産する害虫で、1916年ごろ北アメリカに侵入し、数年の間にニューヨークからペンシルベニアへと分布を拡大し、大発生して農作物に大害を与えた。その後、さらに各地に広がり農業上の大害虫となった。英名はこのような事情からつけられたものである。体長約1センチメートルの卵形の甲虫。黒色で銅緑色の光沢があり、ときに赤銅色を帯び、上ばねは褐色で縦溝が並び、周縁が緑色に光り、尾節板には一対の白い毛の紋がある。成虫は5~10月にみられ、昼間活動しダイズ、ブドウ、クリをはじめ多種の植物の葉を害するが、夜間灯火にはこない。幼虫は土中にすむジムシで、シバや苗木などの根を食害し、成育には1、2年かかる。アメリカで大害が出た当時、アメリカ政府は横浜に調査所を設置して日本国内での天敵を探し、マメコガネツチバチなどを発見、アメリカに移入して駆除に利用した。[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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