デジタル大辞泉
「マンガニン」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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マンガニン
manganin
標準電気抵抗用の線として広く使われている,銅85%,マンガン12%,ニッケル2%,鉄1%の合金。電気抵抗の温度による変化が少なく,銅線とつないだときの起電力が低い。線引きして作った線を150℃で安定化の焼きなまし処理をすると電気抵抗の経時変化が少なくなる。
執筆者:大久保 忠恒
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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マンガニン
銅にマンガン10〜15%,ニッケル1〜5%を加えた合金。温度による電気抵抗がほとんど不変,銅線につないだときの起電力が小さいことが特徴で,標準抵抗線,精密電気計測器などに使用。
→関連項目銅合金
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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マンガニン
マンガニン
manganin
Mnを12~18質量% およびNiを1.5~4質量% 含むCu合金.電気抵抗が大きく,抵抗の温度係数がきわめて小さい.標準抵抗として用いられる.また,銅に対する熱起電力も小さい.常温付近で抵抗と温度の関係が比例関係にないことに注意を要する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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マンガニン
manganin
銅にマンガン 12%,ニッケル4%を加えた合金。室温での抵抗率は 42×10-6Ωcm と大きく,またその温度係数 (温度による抵抗値変化率) が0に近いので,コンスタンタンと同様,精密電気計器類の標準抵抗線として用いられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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