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メキャベツ

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栄養・生化学辞典の解説

メキャベツ

 [Brassica oleracea (gemmifera group)].子持カンランともいう.フウチョウソウアブラナ科アブラナ属に属する.小さいキャベツのような野菜で,まるごとゆでて食用にする.

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百科事典マイペディアの解説

メキャベツ

コモチカンラン,ヒメカンランとも。ヨーロッパ原産のアブラナ科の一〜二年草。キャベツに近縁。高さ60〜90cm。長い葉柄があり,葉面にはしわがある。各葉腋に腋芽をつけ,2〜4cmの小球を結ぶ。

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世界大百科事典 第2版の解説

メキャベツ【Brussels sprout】

アブラナ科の二年草(イラスト,イラスト)。コモチカンラン(子持甘藍),ヒメカンラン,コモチハボタンなどともいう。ベルギーブリュッセル地方で古くから栽培されていたが,キャベツから分化したもので,茎が長く直立し,多数の腋芽(えきが)が発達して結球するようになったものである。茎は直立し,50~90cmになる。葉は濃緑色でしわがあり,円形または卵形で長い葉柄があり,脚部に耳状の葉片をつける。葉を多くつけ,葉腋に直径2.5~4cmくらいの小結球をつける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

メキャベツ
めきゃべつ
[学]Brassica oleracea L. var. gemmifera Zenker

アブラナ科の二年草。キャベツの変種で、茎が30~50センチメートルに伸び立って下部を除き中・上部のすべての葉腋(ようえき)に芽がつき、その芽が径2~3センチメートルの小さいキャベツ状に結球する。名は、この結球の状態によるが、別名をコモチカンラン(子持ち甘藍。カンランはキャベツの別名)、またはコモチタマナ(子持ち球菜。タマナはキャベツの別名)などという。ベルギー地方の原産で400年ほど前から栽培され、日本へは明治初期に渡来した。冷涼地に適し、初夏に播種(はしゅ)して苗を育て、畑に定植、秋口から順次結球した芽を摘んで収穫する。暖地では秋播(ま)きし、12月から翌春3月ころまで収穫が続けられる。主茎の葉は結球せず、堅くて食用にならない。[星川清親]

利用

メキャベツは、煮物、油炒(あぶらいた)め、サラダなどの料理に使う。キャベツよりも柔らかく、甘味があり、洋食だけでなく和風料理にも用いられ、近年は需要が増えてきている。成分は生(なま)100グラム中、水分83.9グラム、タンパク質5.5グラム、脂質0.1グラム、糖質7.8グラム、繊維1.4グラム、灰分1.3グラム、無機質は、カルシウム35ミリグラム、リン70ミリグラム、鉄1.0ミリグラム、カリウム580ミリグラム、ビタミン類は、カロチン400マイクログラム、B10.18ミリグラム、B20.22ミリグラム、C150ミリグラムで、キャベツより栄養価が高い。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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