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ユバラ Juvarra, Filippo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユバラ
Juvarra, Filippo

[生]1678.3.7. メッシナ
[没]1736.1.31. マドリード
イタリアの建築家,舞台装置家。金細工師の子で 1703年ローマに出て C.フォンタナに師事したが,簡素さを求めたフォンタナとは対照的に,装飾豊かな建築を好んだ。 05年ローマのサン・ルカ・アカデミー会員となり,ローマや北イタリアで活躍。 14年シチリア王の建築家としてトリノに移住,サボイア公の宮殿を設計した。 35年スペイン王フェリペ5世に招かれて,マドリードのパラシオ・レアルを設計。後期の作品はイタリアの初期ロココ様式の代表例として知られた。主作品パラッツォ・マダマ (1718~21) ,トリノのカルミネ聖堂 (32~35) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ユバラ【Filippo Juvarra】

1678‐1736
トリノを中心に活躍した後期イタリア・バロックの代表的建築家。Juvaraとも綴る。シチリアの銀細工師の家に生まれ,ローマに出てカルロ・フォンタナに師事,オットボーニ枢機卿に仕えて劇場建築と舞台制作を手がけた。1714年サボイア公国のビットリオ・アメデオ2世に招かれ,宮廷建築家としてトリノに移り,20年間に教会堂等の宗教建築5,宮殿等の世俗建築9,トリノ市内の街区整備2を計画,実施した。実現に至らなかった計画案も数多く残る。

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