コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ユビュ王 ユビュおう Ubu roi

2件 の用語解説(ユビュ王の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユビュ王
ユビュおう
Ubu roi

フランスの劇作家,詩人,小説家アルフレッドジャリの戯曲。5幕。 1896年ウーブル座で初演。同年刊。ジャリ 15歳の作で,中学校の教師をからかった生徒たちの茶番劇『ポーランド人たち』 Les Polonaisを,マクベスフォールスタッフナポレオンを混ぜ合せてつくり上げた怪物的人物ユビュを主人公とした荒唐無稽な人形劇に仕立て,次いで戯曲に書き直したもの。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユビュ王
ゆびゅおう
Ubu Roi

フランスの作家アルフレッド・ジャリの戯曲。五幕散文劇。1896年初演。主人公ユビュはマクベス夫人を気どるユビュおっ母(かあ)に唆されて王位簒奪(さんだつ)者となり、貴族を皆殺しにして「お宝」を奪うが、逆に追われる身となり諸国を流浪する。「糞(くそ)ったれ」の語で始まり、全編卑語、造語、古語の飛び交うこの劇は、神秘主義的サンボリスム劇を期待した当時のブルジョアを憤激させ、一大スキャンダルとなった。従来の形式、美学、演劇性などいっさいを無視したところに、ある不条理なものの体現として成立したこの作品は、シュルレアリストを中継者として、今日イヨネスコらの、いわゆる反演劇(不条理劇)の源流とみなされ、各国で繰り返し上演されている。[大崎明子]
『竹内健訳『ユビュ王』(1965・現代思潮社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ユビュ王の関連キーワードアルフレッドラビッシュリラダンアダンドラアルルフランコペーフォンビエイユアルフレッド・ヒッチコックリアルフレックス トランジションルフランルフラン

今日のキーワード

ポケモンGO

2016年7月6日に米国・オーストラリア・ニュージーランドで配信開始となったスマートフォン用AR(仮想現実)モバイルゲーム。開発・発売元はNiantic,Inc.(ナイアンティック)で、株式会社ポケモ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ユビュ王の関連情報