第一声(読み)ダイイッセイ

デジタル大辞泉 「第一声」の意味・読み・例文・類語

だいいっ‐せい【第一声】

就任のあいさつや選挙演説など、活動の始めに公の場で最初に発せられる言葉。「立候補第一声をあげる」
[類語]しょっぱな序の口皮切り口開けはなはじめ第一歩開口一番まず最初第一一次原初嚆矢こうし手始め事始め優先一番いの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭出出でだ滑り出し初手出端ではなはし取っ付きあたまのっけスタート取り敢えず差し当たりひとまず当座始まり始まる始めるトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり開始幕開き開幕立ち上がり口切り最優先何をおいても何はさておき何はともあれ口火を切る先ず以て

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精選版 日本国語大辞典 「第一声」の意味・読み・例文・類語

だいいっ‐せい【第一声】

  1. 〘 名詞 〙 一番最初の声。また、状況が改まった後や新たに事を始めたりするときなどに、おおやけの場で発する最初の言葉。
    1. [初出の実例]「吾廬適与宮林近、聴得迂喬第一声」(出典:再昌草‐永正七年(1510)一月二五日)
    2. 「去年、東宝劇場で、僕が終戦後の第一声を挙げた時に」(出典:苦笑風呂(1948)〈古川緑波〉みんな仲よし)

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