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ラングランド ラングランド Langland, William

5件 の用語解説(ラングランドの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラングランド
ラングランド
Langland, William

[生]1330頃
[没]1400頃
イギリスの詩人。中世イギリス文学の傑作『農夫ピアズの幻』 The Vision of Piers the Plowmanの作者といわれる。伝記不詳。その作品から想像されるかぎりでは,イングランド中部地方に生れ,グレートモールバンのベネディクト派の修道院で教育を受け,下級の聖職につき,ロンドンに出て貧窮のうちに暮した。

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デジタル大辞泉の解説

ラングランド(William Langland)

[1330ころ~1400ころ]英国の詩人。中世英文学の代表作の一つで、人間の理想的な生き方を追求するとともに当時の社会を風刺した頭韻詩「農夫ピアズの幻想」の作者とされる。

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百科事典マイペディアの解説

ラングランド

英国の詩人。中世英文学の一傑作である寓意(ぐうい)詩《農夫ピアーズの夢》の作者。ピアーズの見た夢として物語られるこの作品は,中世的神秘思想と痛烈な社会風刺を含んでいる。

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大辞林 第三版の解説

ラングランド【William Langland】

1330頃~1400頃) イギリスの詩人。アレゴリー文学の傑作「農夫ピアーズの夢」の作者とされる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラングランド
らんぐらんど
William Langland
(1330ころ―1400ころ)

イギリスの詩人。中世イギリス文学の大作『農夫ピアズの幻(まぼろし)』の作者とされる。伝記は不詳であるが、この作品から、イギリス中西部に生まれ、グレート・モールバンの修道院で教育を受け、ロンドンに出て聖職についた人物と推定される。『農夫ピアズの幻』The Vision of William Concerning the Piers the PlowmanにはAテキスト(1362~63)、Bテキスト(1376~77)、Cテキスト(1393~98)の三種のテキストがあり、作者複数説もあるが、順次一人の作者によって改訂されたものとされている。敬虔(けいけん)な農夫ピアズ(ときにこれが聖ペテロやキリストの意味に転化する)の、キリスト者としての祈りと、真理への希求のうちに、人間の理想的な生き方をみ、人間の生きるべき正しい道を説いた、神秘主義的説教文学の傑作であると同時に、当時のさまざまな階層・職業の人物を登場させ、その道徳的腐敗を非難した、痛烈な社会批判の書でもある。[安東伸介]
『池上忠弘訳『農夫ピアズの幻想』(1974・新泉社)』

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