リキッドバイオプシー(読み)りきっどばいおぷしー(英語表記)liquid biopsy

知恵蔵mini「リキッドバイオプシー」の解説

リキッドバイオプシー

血液などの体液サンプルを使ってがんなどの診断や治療効果予測を行う技術のこと。内視鏡やを使って腫瘍組織を採取する従来の方法と比べて患者の負担が少なく、腫瘍の遺伝子情報をもとにより適切な治療が行える利点もある。粘膜内に留まっているがリンパ節には転移していない、ステージ0(ゼロ)と呼ばれるごく早期のがんの発見にも有効とみられている。2019年には国立がん研究センターなどの研究チームが、悪性度の高い脳腫瘍を血液1滴から9割の精度で判定できる検査法を開発したと発表。早期治療の進歩に期待が高まる。

(2019-12-19)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉「リキッドバイオプシー」の解説

リキッド‐バイオプシー(liquid biopsy)

血液・尿唾液など、わずかな体液サンプルを採取して診断する検査法。がんや腫瘍しゅように特徴的なバイオマーカーを検出するほか、線虫の反応を利用するものなどが知られる。従来の生検と異なり、低侵襲で繰り返しの検査が容易という利点がある。液体生検

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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