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ルリヤナギ

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百科事典マイペディアの解説

ルリヤナギ

リュウキュウヤナギとも。南米原産のナス科の低木。草質で全体に蝋質物があり,白っぽい地下茎は周囲に広がり,茎は高さ約2m,長楕円状披針形の葉を互生する。夏,茎頂または葉腋に淡紫色の花が房状に咲く。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルリヤナギ【Solanum glaucophyllum Desf.】

南アメリカ原産のナス科の小低木。高さ2mぐらいまで育ち,あらく分枝する。茎は円く白粉を帯びる。葉は互生し,長披針形で長さ13~15cm,白粉を帯びる。夏から秋へかけて,枝先に径2.5cmぐらいのナスに似た淡紫色花を総状に咲かせる。日本ではあまり栽培されていないが,白粉を帯びた灰青色の茎葉と青紫色の花との対照がなかなか魅力的で,草姿はあまりよくないが庭植えや鉢植えとして楽しむことができる。ルリヤナギの名は,その青紫色の花と,枝葉がヤナギに似るところから名付けられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルリヤナギ
るりやなぎ / 瑠璃柳
[学]Solanum glaucophyllum Desf.

ナス科の常緑低木。名は、葉がヤナギの葉に似ており、淡紫色の花を開くことによる。ブラジル南部、アルゼンチン北部、ウルグアイ原産で、江戸末期に琉球(りゅうきゅう)を経て渡来したのでリュウキュウヤナギともいう。葉は互生し、長楕円(ちょうだえん)状披針(ひしん)形、長さ12~15センチメートル、幅2~4センチメートル、両端がとがり、縁(へり)に鋸歯(きょし)はなく、両面とも白緑色。7~8月、茎の上部に円錐(えんすい)状の花序をつけ、多数の淡紫花を下向きに開く。花径約2.5センチメートル、花冠は杯状で深く5裂し、裂片は卵状楕円形である。雌しべは1本。周りに5本の雄しべが直立する。果実は卵状球形、液質で紫黒色に熟すが、暖地でないと結実しない。本州の関東地方以西で栽培され、日当りのよい砂質壌土でよく育つ。繁殖は株分けによる。[小林義雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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