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ロサンゼルス現代美術館 ロサンゼルスゲンダイビジュツカン

デジタル大辞泉の解説

ロサンゼルス‐げんだいびじゅつかん〔‐ゲンダイビジユツクワン〕【ロサンゼルス現代美術館】

Museum of Contemporary Art》⇒モカ(MOCA)

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百科事典マイペディアの解説

ロサンゼルス現代美術館【ロサンゼルスげんだいびじゅつかん】

ロサンゼルス市のダウンタウンの再開発事業の一環として1986年に開設された美術館設計磯崎新。高層ビル群のただなかに建てられた半地下の超低層の美術館の設計が話題を呼んだ。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロサンゼルス現代美術館
ろさんぜるすげんだいびじゅつかん
Museum of Contemporary Art, Los Angeles

アメリカ、ロサンゼルスにある、1940年代以降の作品を対象とする美術館。1979年に設立された。83年リトル・トーキョーに展示施設「テンポラリー・コンテンポラリー」が、86年本館である「カリフォルニア・プラザ本館」が開館した。テンポラリー・コンテンポラリーは、1940年代に建てられた市の所有する倉庫を、ロサンゼルス在住の建築家フランク・ゲーリーの設計により改装したものである。当初、本館が開館するまでの一時的な展示施設として開館したため、「テンポラリー」(一時的な)という名称がつけられたが、その空間の巨大さと歴史を重ねた建物の独特の魅力が現代美術の展示に好都合だったこともあって、本館開館後も展示施設として使われ続けることになった。96年、美術館はデビッド・ゲッフェン財団から500万ドルの寄付を受け、同施設は「ゲッフェン・コンテンポラリー」と改称された。
 カリフォルニア・プラザ本館は、建築家磯崎新(あらた)の設計で、各展示室に自然光を採り入れているのが特徴である。また2001年、西ハリウッドにあるシーザー・ペリCesar Pelli(1926― )が設計したパシフィック・デザイン・センター内の屋外広場に、主に建築やデザインの展示を目的とする分館が開館した。この分館は独立した2階建てで、同じくペリの設計で1989年に建てられた建物を改修・転用したもの。
 同館は、1940年以降の作品約5000点を収集している。その中にはイタリア、ミラノのコレクター、ジュゼッペ・パンザ・ディ・ビウーモGiuseppe Panza di Biumoのコレクションから84年に購入した抽象表現主義とポップ・アートの作品約80点、また94年にディ・ビウーモから寄贈されたローレンス・キャロルLawrence Carroll(1954― )などロサンゼルスにゆかりのある10人のアーティストによる70点の作品が含まれる。
 主な展覧会には、ロサンゼルスの現代美術の存在を世界に印象づけた「ヘルター・スケルター――1990年代のロサンゼルス美術」、ロバート・ラウシェンバーグの作品などポップ・アートを再考した「手書きのポップ――移行期のアメリカ美術1955―62」(ともに1992)、パフォーマンスを再解釈した「アクションから――パフォーマンスと物体の間」(1998)などがある。また、ケース・スタディ・ハウス(1945年以降、ロサンゼルスを中心に建てられた規格化をテーマとする実験的住宅)を包括的に紹介した「近代的な生活の青写真」展(1989)などの建築展も積極的に行う。[鷲田めるろ]

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