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ローズグラス Rhodes grass

百科事典マイペディアの解説

ローズグラス

南アフリカ原産の暖地イネ科の多年生牧草。茎は細長く,きわめて多葉。C.J.ローズによって牧草としての価値が認められ,栽培されるようになったことから,この名がある。
→関連項目牧草

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世界大百科事典 第2版の解説

ローズグラス【Rhodes grass】

飼料とするために暖地で栽培されるイネ科の多年草。原産地南アフリカで,C.J.ローズの名にちなむといわれる。茎は細長く草丈1~1.5mとなり,多数の細い葉をつける。先に穂をつけ,穂はその基部で10~15本に枝分れし,各軸は長さ5~10cmで多数の小穂をつける。1小穂は2小花よりなり,小花は長さ3mmほどで外穎(がいえい)に1~5mmの(のぎ)がつく。地上をはう匍匐(ほふく)茎によって増殖するのがふつうであるが,一年草的なものや長い匍匐茎を出さずに株状になるものなど,多数の生態型がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ローズグラス
ろーずぐらす
Rhodes grass
[学]Chloris gayana Kunth

イネ科の多年草。アフリカ南部原産。草丈は60~150センチメートルで、夏にメヒシバに似た穂状花序をつける。地下茎でも繁殖する。真夏の高温に強く、やせ地でもよく生育するので、アメリカ、東南アジア、オーストラリアなどで牧草として栽培される。日本へも1958年(昭和33)にアメリカから導入され、関東地方以南の暖地の夏型牧草として利用されている。5月に種を播(ま)き、7~10月の間に4、5回刈り取ることができる。生草で10アール当り6~10トンの収量があり、乾草にしても品質がよい。関東地方以北では越冬することができず、一般に温帯では一年草として栽培されている。[星川清親]

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