今生(読み)コンジョウ

精選版 日本国語大辞典 「今生」の意味・読み・例文・類語

こん‐じょう‥ジャウ【今生】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。この世に生きていること。また、その間。この世。現世。⇔後生(ごしょう)前生(ぜんしょう)
    1. [初出の実例]「我与僧都師弟之契非今生之事」(出典権記‐長徳四年(998)七月一六日)
    2. [その他の文献]〔白居易‐和楊六尚書喜両弟漢公転呉興魯士賜章服命賓開宴用慶恩栄賦長句見示詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「今生」の読み・字形・画数・意味

【今生】こんじよう(じやう)

この世。宋・文天祥〔児女消息を得たり〕詩 癡兒(ちじ)問ふこと(なか)れ、今生の計 (ま)た種(う)ゑん、來生未了の

字通「今」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む