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一般歳出 いっぱんさいしゅつgeneral expenditure

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一般歳出
いっぱんさいしゅつ
general expenditure

国の一般会計のうち,国債の利払い・償還などに充てられる国債費と,所得税・法人税などの一定割合を地方公共団体に交付する地方交付税交付金以外の経費をいう。国債費と地方交付税交付金は,義務的な支出であるのに対し,一般歳出は,国が公共的な観点から各種の施策を講ずるための裏打ちとなる政策的経費であるといえる。 1994年度予算で見ると,一般歳出は 40兆 8548億円で一般会計全体の 55.9%占めており,この中では社会保障関係費 (13兆 4816億円) の割合が最も高い。

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知恵蔵の解説

一般歳出

一般会計予算で歳出全体から、国債の元利払いと、地方交付税交付金と地方特例交付金を引いたもの。社会保障公共事業、文教及び科学振興、防衛、その他の政策的経費で構成される。国の一般会計に対して、一般歳出の占める割合は平成19(2007)年度予算の56.7%で、その総額は前年度比1.3%増の46兆9784億円となっている。一般歳出のうち、その半分近く(45.0%)が社会保障関係費で占められており、平成19年度には21兆1409億円と前年度比2.8%増となっている。このうち、医療、育児支援の分野で増額が見られる一方で、生活保護、雇用保険の国庫負担の削減が行われた。また、削減額の最も大きい一般歳出項目は公共事業関係費であり、地域の自立・活性化、防災・減災にかかわる支出を増加させる一方で、公共事業コスト縮減・入札改革、道路特定財源の見直しを行い、総じて2542億円(3.5%)の削減となっている。

(神野直彦 東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

いっぱん‐さいしゅつ【一般歳出】

国の歳出のうち、社会保障や公共事業・教育・防衛などの政策経費に充てられるもの。歳出全体から国債費地方交付税交付金などを引いた額。

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大辞林 第三版の解説

いっぱんさいしゅつ【一般歳出】

国の一般会計の歳出のうち国債費と地方交付税交付金を除いた額。政策により増減される。

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