一般歳出(読み)イッパンサイシュツ

共同通信ニュース用語解説 「一般歳出」の解説

一般歳出

国の一般会計の歳出全体から、借金返済に当たる国債費と、自治体に配る地方交付税交付金を除いたもの。社会保障、公共事業、教育、防衛といった費目の金額が大きい。政府は2015年に閣議決定した骨太方針に16~18年度の「歳出改革目安」として、前年度比の増加を社会保障で5千億円、他の費目との合計で5300億円程度に抑える目標を明記した。一般歳出に地方交付税交付金を加えたものが「政策経費」で、基礎的財政収支を算出する際の対象経費となる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一般歳出」の意味・わかりやすい解説

一般歳出
いっぱんさいしゅつ
general expenditure

国の一般会計のうち,国債の利払い償還などに充てられる国債費と,所得税法人税などの一定割合地方公共団体に交付する地方交付税交付金以外の経費をいう。国債費と地方交付税交付金は,義務的な支出であるのに対し,一般歳出は,国が公共的な観点から各種の施策を講ずるための裏打ちとなる政策的経費であるといえる。 1994年度予算で見ると,一般歳出は 40兆 8548億円で一般会計全体の 55.9%占めており,この中では社会保障関係費 (13兆 4816億円) の割合が最も高い。

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