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国債費 こくさいひ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国債費
こくさいひ

公債や借入金の償還,利子の支払いに必要な経費。債務償還費,利払い費,事務取引費から成り,毎年度,一般会計から国債整理基金特別会計に繰り入れられる。また償還財源として国債整理基金への定率繰り入れがあるが,1982年補正予算以来停止されている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国債費
こくさいひ

国家の借金の返済費。国債の償還や利払い、その事務経費などにかかる総コストをさす。国債発行量の増大に伴って国債費は約20兆円(2008年度)に達しており、国の歳出全体の20%強を占めている。国債発行残高はすでに約700兆円あり、今後、少子高齢化による財源不足や長期金利の上昇で国債費は増大し、国の予算編成の自由度を制約するとみられている。
 国は歳入の不足を補うため、新規国債、過去に発行した国債の借換債、政府系金融機関等の政策的経費にあてる財投債の3種類の国債を発行している。財務省は借金返済と社会保障費が増え、新規の国債発行額は2012年度に39兆円まで膨らむと予測。国債費も2008年度の20兆円から2012年には25兆円を超えると試算している。国の一般会計をみると、国債費は一般歳出(政策的経費)、地方交付税交付金と並ぶ主要な歳出項目である。今後、景気回復に伴って長期金利が上昇すると、国債の利払いコストがかさみ、一般歳出を圧迫し、財政が硬直化するとみられている。行政サービスの政策的経費が新たな借金をせずにまかなわれているかどうかを示す基礎的財政収支(プライマリーバランス)は、歳出から国債費、歳入から国債発行などの借金を除いて計算する。[編集部]

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