七十七銀行(読み)しちじゅうしちぎんこう(その他表記)The 77 Bank, Ltd.

百科事典マイペディア 「七十七銀行」の意味・わかりやすい解説

七十七銀行[株]【しちじゅうしちぎんこう】

宮城県地盤とする東北最大の地銀上位行。1878年第七十七国立銀行として創業。1898年現社名に改称。1932年東北実業銀行・五城銀行と合併し,現在の七十七銀行に再編。〈一県一行主義政策に従い,宮城県下の銀行を吸収合併買収。1942年県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。地元優先の経営方針を堅持し,地域とともに発展してきた。1998年破綻(たん)した徳陽シティ銀行から一部営業権の譲渡を受ける。本店仙台市。2011年資本金246億円,2011年3月期経常収益1153億円。売上構成(%)は,中小企業等向け56,住宅・消費者向け22。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「七十七銀行」の意味・わかりやすい解説

七十七銀行
しちじゅうしちぎんこう
The 77 Bank, Ltd.

地方銀行。1878年前身となる第七十七国立銀行が設立,1898年民間銀行に改組して七十七銀行となる。1932年七十七銀行,東北実業銀行,五城銀行の 3行が合併し,七十七銀行として新たに発足した。同 1932年原町銀行を買収,1941年宮城銀行を合併。1942年仙南銀行,1945年東北貯蓄銀行の営業を譲受。宮城県内を中心東北地方を地盤として営業。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「七十七銀行」の解説

七十七銀行

正式社名「株式会社七十七銀行」。英文社名「The 77 Bank, Ltd.」。銀行業。昭和7年(1932)設立。本店は仙台市青葉区中央。地方銀行。「第七十七国立銀行」(1878創業)の後身。宮城県地盤で営業規模は東北最大。堅実経営に定評東京証券取引所の資金決済を行う清算銀行でもある。東京証券取引所第1部・札幌証券取引所上場。証券コード8341。

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