三十一文字(読み)サンジュウイチモジ

デジタル大辞泉の解説

さんじゅういち‐もじ〔サンジフイチ‐〕【三十一文字】

仮名31字で成るところから》短歌。みそひともじ。

みそひと‐もじ【三十一文字】

《1首が仮名で31文字からなるところから》短歌のこと。和歌

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大辞林 第三版の解説

さんじゅういちもじ【三十一文字】

〔仮名で三一文字であることから〕
和歌。みそひともじ。

みそじひともじ【三十一文字】

みそひともじ」に同じ。 「文字に写してこれを見れば、-の詠歌の言葉なりけり/謡曲・白楽天」

みそひともじ【三十一文字】

〔一首の形式が五、七、五、七、七で三一文字であることから〕
短歌のこと。和歌。みそじひともじ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さんじゅういち‐もじ サンジフ‥【三十一文字】

〘名〙 (仮名文字で三一字からなるところから) 和歌をいう。短歌。三十一字。みそひともじ。

みそじひと‐もじ みそぢひと‥【三十一文字】

〘名〙
※奥義抄(1135‐44頃)序「出雲の八雲の詞より、やまと歌みそぢひともじにさだまる」
※太平記(14C後)六「石碑の上に消残れる三一字(ミソヂヒトモジ)を見る人」

みそひと‐もじ【三十一文字】

〘名〙 (一首が仮名三十一字からなるところから)
※長唄・時雨西行(1864)「吉野の花や更科の、月も心のまにまにに三十一文字(ミソヒトもじ)の歌修行」
※読本・南総里見八犬伝(1814‐42)八「七言二句も三十一文字(ミソヒトモジ)も」
[語誌]本来は「みそぢひともじ」であるが、これが江戸時代に入って「みそじひともじ」とも書かれるようになった。そのため「三十字・一文字」という構成であるとの誤解が生じ、一語の中に「字」と「文字」があって実質的に重複していると感じられて、上の「じ」が省かれてできたものか。

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世界大百科事典内の三十一文字の言及

【短歌】より

…その意味で,文学史の中だけではなく,文化史,芸能史などへも広く深く影響を及ぼした独自な歴史を持つ。
[呼称]
 〈短歌〉は,31拍からなるために俗に〈三十一文字(みそひともじ)〉とも称せられ,〈みじかうた〉と呼ばれることもあった。さらに〈敷島(しきしま)の道も盛りにおこりにおこりて〉(《千載集》序)とあるように〈敷島の道〉と呼ばれもした。…

※「三十一文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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