三川泉(読み)みかわいずみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三川泉」の意味・わかりやすい解説

三川泉
みかわいずみ

[生]1922.2.1. 東京,東京
[没]2016.2.13. 東京,新宿
宝生流シテ方の能楽師。三川寿水の四男。17世宝生九郎(重英),野口兼資師事。1929年『土蜘土蜘蛛)』のツレ胡蝶)で初舞台。1939年『車僧』で初シテ。1957年『道成寺』を初演。2003年,重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。緻密な謡(→謡曲)は定評があり,21世紀初頭の宝生流を代表する近藤乾之助,高橋章などはその影響を受けている。三川清の弟で,三川淳雄の叔父。(→

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三川泉」の解説

三川泉 みかわ-いずみ

1922- 昭和後期-平成時代の能シテ方
大正11年2月1日生まれ。三川寿水の4男。17代宝生九郎重英(しげふさ),のち野口兼資(かねすけ)にまなぶ。昭和4年初舞台,14年「車僧」で初シテ。56年日本能楽会理事となる。繊細精妙品格のある芸風,明確な謡(うたい)に定評がある。平成15年人間国宝。東京出身。

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