上げ馬(読み)あげうま

精選版 日本国語大辞典 「上げ馬」の意味・読み・例文・類語

あげ‐うま【上馬・揚馬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神事の際に競馬騎射(うまゆみ)を行なうこと。また、その馬に乗る人。その馬。とくに、馬長(うまおさ)についていうこともある。あげま。馬長(うまおさ)十列(とおつら)
    1. [初出の実例]「揚馬、競馬、共得其骨」(出典玉葉和歌集‐寿永二年(1183)七月二〇日)
  3. 流鏑馬(やぶさめ)などの時に、いちばん最後に乗って走る馬。
    1. [初出の実例]「流鏑馬十六騎、揚馬(アゲムマ)おはりて」(出典:鎌倉北条九代記(1675)八)
  4. あがりうま(騰馬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「上げ馬」の解説

あげうま【上げ馬】

三重の日本酒。酒名は、多度神社の勇壮な祭り「上げ馬神事」に由来。県産米と水だけを使い無添加の純米酒のみを醸造純米大吟醸酒純米吟醸酒がある。原料米は山田錦、神の穂、みえゆめなど。仕込み水は養老山系の伏流水蔵元の「細川酒造」は嘉永3年(1850)創業。所在地は桑名市多度町古野。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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