出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…これは細胞質のなかにある収縮性フィラメントの配列によるものである。 不随意運動は,一般に平滑筋smooth muscle(または不随意筋involuntary muscleという)によって行われる。これは主として内臓の壁にあるので内臓筋ともいうが,そのほか血管の壁や皮膚の立毛筋,また眼の瞳孔や毛様体の筋肉も平滑筋である。…
…骨格について,これを運動させる筋肉。心筋や平滑筋の運動は意志によって調節できないのでこれらの筋を不随意筋とよぶが,骨格筋は意志によって運動を調節しうるので随意筋ともよばれる。骨格筋は,筋細胞とそれに付属する結合組織,血管,神経からなる。…
…平滑筋の収縮機構は骨格筋ほど明らかにされていないが,平滑筋の収縮は骨格筋に比べて速度は遅いが持続性があり,なかなか疲労しない特徴がある。また,平滑筋は自律神経の支配を受けており,意志によって動かすことはできない(不随意筋)。神経と平滑筋の間には,骨格筋でみられる運動終板のような特別なシナプス構造はみられず,平滑筋細胞どうしはネクサスnexus(ギャップ結合ともいう)という装置で連絡しあい興奮を伝達している。…
※「不随意筋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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