不食(読み)ふしょく

知恵蔵miniの解説

不食

食べ物を摂取しないで生活すること。主に宗教的行為や食事療法として行われる断食、絶食とは異なり、食欲と闘わずして食べない行為を指す。実践思想家の山田鷹夫(やまだたかお)による造語で、2004年に刊行した自著『不食』の中で、その概念を発表した。山田自身も不食の実践者であり、不食によって消化に使われるエネルギーが不要となるため、集中力が高い状態で持続したり、長時間の睡眠が不要になったりするなどの効果があるとしている。2015年6月、俳優の榎木孝明が30日間に及ぶ自らの不食体験について語ったことで注目を集めた。

(2015-6-19)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ふ‐じき【不食】

〘名〙 (「じき」は「食」の呉音)
② つわりで食欲のなくなること。

ふ‐しょく【不食】

〘名〙
食物を食べないこと。
※今昔(1120頃か)一三「不食にして法花経を読誦す」 〔論語‐衛霊公〕
② 食欲のないこと。
※浮世草子・傾城色三味線(1701)京「不食(フショク)な病人に、粥をすすめるやうに、いろいろとすかし」
③ =ふもう(不毛)①〔礼記‐檀弓上〕

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