デジタル大辞泉 「小食」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しょく〔セウ‐〕【小食/少食】 [名・形動]食べる分量が少ないこと。また、そのさま。こしょく。「からだに似合わず―な人」「―家」⇔大食。[類語]節食・欠食・絶食・断食・不食・食が細い・食が細る しょう‐じき〔セウ‐〕【小食】 [名・形動]1 「しょうしょく(小食)」に同じ。「―ナ人」〈日葡〉2 禅宗で、かゆのこと。点心。〈書言字考節用集〉 こ‐しょく【小食】 1 食べる量の少ないこと。しょうしょく。2 間食。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「小食」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しょくセウ‥【小食・少食】 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 食事の量が少ないこと。また、そのさまやその人。こしょく。しょうじき。[初出の実例]「Xôxocuna(ショウショクナ) ヒト」(出典:日葡辞書(1603‐04))「あなた近頃大変小食(セウショク)になったのね」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉上)[その他の文献]〔管子‐地員〕② ⇒しょうじき(小食) しょう‐じきセウ‥【小食】 〘 名詞 〙 ( 「じき」は「食」の呉音 )① 仏語。禅家で、粥(かゆ)のこと。点心。〔書言字考節用集(1717)〕 〔輟畊録‐巻十七・点心〕② ( 形動 ) =しょうしょく(小食)①[初出の実例]「猫殿は小食(セウジキ)におはしけるや」(出典:高野本平家(13C前)八) こ‐しょく【小食】 〘 名詞 〙① 食べる量が少ないこと。こぐい。しょうしょく。② 間食。 こ‐ぐい‥ぐひ【小食】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 少ししか食べないこと。また、そのさま。少食。また、すこしずつ食べること。 こ‐ばみ【小食】 〘 名詞 〙 少ししか食べないこと。こしょく。しょうしょく。〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の小食の言及 【飲茶】より …甘いものは甜点,塩味のものは鹹点といい,種類は1000以上にも及ぶ。日本式のお茶うけにあたるものにラッカセイ,瓜子(スイカやカボチャの種),甘栗,干果物や蜜漬の果物などがあるが,これは小食という。点心は軽食であり,小食はおつまみといえる。… ※「小食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by