両国梶之助(2)(読み)りょうごく かじのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「両国梶之助(2)」の解説

両国梶之助(2) りょうごく-かじのすけ

1830-1904 明治時代力士
文政13年10月10日生まれ。はじめ油絞り業。21歳で江戸両国の伊勢ノ海五太夫入門。身長161cm,体重84kgの小兵関脇にすすむ。明治5年引退して,年寄伊勢ケ浜勘太夫。明治37年1月28日死去。75歳。越後(えちご)(新潟県)出身本名は岩野玉吉。

両国梶之助(1) りょうごく-かじのすけ

?-? 江戸時代前期の力士。
元禄(げんろく)13年(1700)京都糺(ただす)の森の勧進相撲で西方大関をつとめた。しこ名は伯耆(ほうき)(鳥取県)と因幡(いなば)(鳥取県)にまたがる地域の出身によるという。初代横綱の明石志賀之助についで2代になったという伝承がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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