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中性子吸収材 ちゅうせいしきゅうしゅうざい neutron absorber

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうせいしきゅうしゅうざい【中性子吸収材 neutron absorber】

原子炉の炉心を構成する主要な材料の一つで,中性子を吸収し,炉心内の中性子の数を調節して,原子炉の出力の調節あるいは原子炉を停止する役割をもつもの。原子炉が運転状態にあるとき,核燃料は中性子を吸収して核分裂し,熱エネルギーや中性子を発生している。発生した中性子の一部は他の燃料に吸収され,核反応の連鎖反応が持続するが,一方,中性子の一部は燃料以外の炉心構成材料に吸収されたり,炉外へ漏れ出ていく。ここで中性子を吸収しやすいものを炉心に出し入れすると核分裂に関係する中性子の数が変わることになり,原子炉の出力の調節や原子炉の停止を行うことができる。

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