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中田重治 なかだじゅうじ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中田重治
なかだじゅうじ

[生]明治3(1870).10.27. 弘前
[没]1939.9.24. 東京
牧師。東京英和学校中退。千島などで伝道したのち,アメリカムーディ聖書学校に学び,帰国後美以教会巡回伝道師として活躍したが,1901年神田に中央福音伝道館 (のちの東洋宣教会) を創立。 17年これを母体に日本ホーリネス教会を組織しその監督となり,新生,聖化,神癒,再臨を説いた。 33年千年王国説をめぐってホーリネス教会は分裂し,中田は「きよめ教会」をつくってその統理となった。

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百科事典マイペディアの解説

中田重治【なかだじゅうじ】

キリスト教宣教師。弘前生れ。初めメソディストに属したが,1917年日本ホーリネス教会を創立,初代監督となり,新生,聖化,神癒,再臨の〈四重の福音〉を強調した。1933年同教会が分裂したとき〈きよめ教会〉をつくりその指導者となった。
→関連項目ホーリネス派

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中田重治 なかだ-じゅうじ

1870-1939 明治-昭和時代前期の牧師。
明治3年10月3日生まれ。東京英和学校(現青山学院大)を中退,北海道で伝道したのち,アメリカのムーディ聖書学院でまなぶ。大正6年東洋宣教会日本ホーリネス教会を組織し,その初代監督となる。内村鑑三らとキリスト再臨の運動につくした。昭和14年9月24日死去。70歳。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)(青森県)出身。著作に「聖書より見たる日本」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

中田重治

没年:昭和14.9.24(1939)
生年:明治3.10.3(1870.10.27)
日本ホーリネス教会の創立者。陸奥国弘前(弘前市)生まれ。母千代の勧めでキリスト教講義所(弘前教会)に行く。宣教師G.F.ドレーパーから受洗。その日は不明。東奥義塾で教育を受ける。その後上京して,東京英和学校(青山学院)で神学を学ぶ。卒業はできなかったが,伝道者として北海道の小樽や択捉島など各地で働く。明治30(1897)年渡米し,シカゴにあるムーデー神学校で学ぶ。帰国後は,メソヂスト巡回伝道師になるが,のちに脱会。大正6(1917)年東洋宣教会日本ホーリネス教会の初代監督となり,同派の発展に力を尽くした。翌年内村鑑三,木村清松と「再臨運動」に没頭する。昭和11(1936)年,独立して「きよめ教会」を組織する。留学中に得た聖化の信仰に生きた異色の伝道者といえよう。<著作>『中田重治全集』7巻<参考文献>米田勇『中田重治伝』

(原島正)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

なかだじゅうじ【中田重治】

1870‐1939(明治3‐昭和14)
キリスト教伝道者。弘前の出身。メソディスト教会で働いたが,1897年シカゴのD.ムーディの聖書学院に学び,帰国後メソディストを脱退,カウマンCharles Cowmanと1901年神田に福音伝道館を設立し,各地に支部を設置。05年東洋宣教会,17年ホーリネス教会(ホーリネス派)を組織し,その監督となる。新生,聖化,神癒,再臨を四重の福音とし,リバイバル運動を展開。彼の言動により,36年教会は分裂した。

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世界大百科事典内の中田重治の言及

【ホーリネス派】より

… 日本のホーリネス派は,宣教師の伝道によるものとアメリカから帰国した日本人の伝道によるものがあり,いくつかの教会に分かれている。日本ホーリネス教会は,もとメソディストの牧師でアメリカから帰国した中田重治によって1917年に創立された。〈新生,聖化,神癒,再臨〉の〈四重福音〉を強調し,内村鑑三と再臨運動を行った。…

※「中田重治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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