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中臣宮処東人 なかとみのみやこの あずまひと

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中臣宮処東人 なかとみのみやこの-あずまひと

?-738 奈良時代の官吏。
「続日本紀」によると,神亀(じんき)6年(729)長屋王(ながやおう)の謀反(むほん)を密告,無位から外従五位下に昇進。のち右兵庫頭(うひょうごのかみ)となる。天平(てんぴょう)10年7月10日長屋王につかえた大伴子虫(おおともの-こむし)と囲碁(いご)の最中に長屋王に話がおよび,いかった子虫にきり殺された。
【格言など】左道を学んで,国家(くに)を傾けんと欲す(長屋王を告発したことば)

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

中臣宮処東人

没年:天平10.7.10(738.7.30)
生年:生年不詳
奈良時代の官人。神亀6(729)年2月に左大臣長屋王の謀反を密告し,無位から外従五位下に昇叙し,封30戸,田10町を授けられた。天平10(738)年には右兵庫頭であったらしい。この年7月の政務の合間に左兵庫少属大伴子虫と囲碁をしていた際に,話が長屋王のことにおよび,憤激した子虫のために斬殺された。子虫はかつて長屋王に仕えた人物であるというから,あるいは子虫は主人の復讐の機会を狙っており,たまたま東人が密告の件を漏らしたために,復讐を遂げたのかもしれない。

(森公章)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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