コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

中薗英助 なかぞの えいすけ

2件 の用語解説(中薗英助の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中薗英助 なかぞの-えいすけ

1920-2002 昭和後期-平成時代の小説家。
大正9年8月27日生まれ。第二次大戦中,中国で新聞記者となる。昭和36年「密書」が評判となり国際スパイ小説の分野で活躍,56年評論「闇のカーニバル」で日本推理作家協会賞。一方「夜よシンバルをうち鳴らせ」(42年)など中国体験を核とした小説をかき,平成5年「北京飯店旧館にて」で読売文学賞。7年「鳥居竜蔵伝」で大仏次郎賞。平成14年4月9日死去。81歳。福岡県出身。八女中学卒。本名は中園英樹。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中薗英助
なかぞのえいすけ
(1920―2002)

推理作家。本名中園英樹(ひでき)。福岡県生まれ。中学卒業後、満州(中国東北)に渡り太平洋戦争後帰国。初め純文学作品を書いていたが1961年(昭和36)インドネシア賠償問題に絡むスパイ・スリラー『密書』を発表して好評を博し、以後国際スパイ小説の専門作家となる。日韓をめぐる謀略を扱った『密航定期便』(1963)などの作品のほか、スパイ小説論『闇(やみ)のカーニバル』(1980)で日本推理作家協会賞を受賞している。[厚木 淳]
『『闇のカーニバル』(1980・時事通信社) ▽『スパイの世界』(1992・岩波新書) ▽『密書』(講談社文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

中薗英助の関連キーワード飯田庸太郎伊藤冨雄大庭脩小野木朝子菊地吾郎熊田誠崎田隆夫定永両一辻隆新島繁(2)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

中薗英助の関連情報