事任八幡宮(読み)ことのままはちまんぐう

日本歴史地名大系 「事任八幡宮」の解説

事任八幡宮
ことのままはちまんぐう

[現在地名]掛川市八坂

国道一号の南側沿いに鎮座し、奥深い境内をもつ。祭神は誉田別命・息長帯比売命・玉依比売命。旧県社。社名は「思いのまま、所願成就」の意とされる。「延喜式」神名帳にみえる佐野(さや)郡四座のうちの「己等乃麻知(コトノマチノ)神社」に比定され、「大日本国一宮記」は遠江国一宮を「佐埜郡」の「己等乃麻知神社号事任神、猿田彦命」としており、祭神の事任神は猿田彦命であった。中世は事任社、近世には日坂(につさか)八幡宮(新坂八幡宮)と称されることが多かった。現鎮座地の東にあたる日坂字古宮(ふるみや)を旧社地とする説があるが(掛川誌稿)、確証はない。「掛川誌稿」によれば、己等乃麻知神は物部氏の祖美麻知命で、その子孫が成務天皇のとき久努国造・久努直・佐夜直などに任ぜられ、この地に祖神の社を設けたが、後世その裔も絶えて神名も失われ、さまざまの神を合祀したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む