二階堂進(読み)ニカイドウ ススム

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「二階堂進」の解説

二階堂 進
ニカイドウ ススム


肩書
元・衆院議員(自民党),自民党最高顧問

生年月日
明治42年10月16日

出生地
鹿児島県肝属郡高山村(現・高山町)

学歴
南カリフォルニア大学政経科〔昭和13年〕卒 南カリフォルニア大学大学院国際関係科〔昭和16年〕修了

経歴
中学卒業後渡米。昭和16年帰国し、翌17年翼賛非推薦で総選挙に立候補するが落選。外務省嘱託、海軍司令官ののち戦後、21年衆院議員に当選。労働次官、北海道開発庁長官を経て、佐藤内閣で科学技術庁長官、田中内閣官房長官、党幹事長歴任。55年党総務会長、56年鈴木内閣、引き続き第一次中曽根内閣で幹事長、59年4月党副総裁に。外交通で知米派の代表。61年5月南カリフォルニア大学より名誉博士号を贈られた。当選16回。長く木曜クラブ(田中派)会長をつとめ、竹下派独立後も旧田中派を率いていたが、のち無派閥。平成8年引退。

受賞
南カリフォルニア大学名誉教授博士号〔昭和61年〕 勲一等旭日大綬章〔平成2年〕 国連平和賞〔平成3年〕

趣味
囲碁 盆栽

没年月日
平成12年2月3日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「二階堂進」の解説

二階堂 進
ニカイドウ ススム

昭和・平成期の政治家 元・衆院議員(自民党);自民党最高顧問。



生年
明治42(1909)年10月16日

没年
平成12(2000)年2月3日

出生地
鹿児島県肝属郡高山村(現・高山町)

学歴〔年〕
南カリフォルニア大学政経科〔昭和13年〕卒,南カリフォルニア大学大学院国際関係科〔昭和16年〕修了

主な受賞名〔年〕
南カリフォルニア大学名誉教授博士号〔昭和61年〕,勲一等旭日大綬章〔平成2年〕,国連平和賞〔平成3年〕

経歴
中学卒業後渡米。昭和16年帰国し、翌17年翼賛非推薦で総選挙に立候補するが落選。外務省嘱託、海軍司令官ののち戦後、21年衆院議員に当選。労働次官、北海道開発庁長官を経て、佐藤内閣で科学技術庁長官、田中内閣で官房長官、党幹事長を歴任。55年党総務会長、56年鈴木内閣、引き続き第一次中曽根内閣で幹事長、59年4月党副総裁に。外交通で知米派の代表。61年5月南カリフォルニア大学より名誉博士号を贈られた。当選16回。長く木曜クラブ(田中派)会長をつとめ、竹下派独立後も旧田中派を率いていたが、のち無派閥。平成8年引退。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

百科事典マイペディア 「二階堂進」の意味・わかりやすい解説

二階堂進【にかいどうすすむ】

政治家。鹿児島県生れ。アメリカの南カリフォルニア大学を卒業。1946年から1996年まで衆議院議員日本協同党自由民主党などに所属し,当選16回)を務める。1966年から1967年に第1次・第2次佐藤栄作内閣の科学技術庁長官兼北海道開発庁長官,1972年から1974年には第1次・第2次田中角栄内閣内閣官房長官を歴任し,自由民主党の党内では1974年,および1981年から1983年に党幹事長,1984年から1986年には党副総裁を務めている。田中角栄側近として長く田中を支え,田中派(1987年以降の二階堂グループ)を率いたりすることもあったが,1976年にロッキード事件で田中が逮捕されると,自らも〈灰色高官〉として追及を受けた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二階堂進」の解説

二階堂進 にかいどう-すすむ

1909-2000 昭和後期-平成時代の政治家。
明治42年10月16日生まれ。昭和21年衆議院議員(当選16回,自民党)。田中角栄の腹心となる。科学技術庁長官をへて,47年第1次田中内閣の官房長官。のち党の幹事長,総務会長,副総裁などを歴任。日中国交正常化につとめたが,51年のロッキード事件では灰色高官とされた。平成12年2月3日死去。90歳。鹿児島県出身。南カリフォルニア大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「二階堂進」の解説

二階堂 進 (にかいどう すすむ)

生年月日:1909年10月16日
昭和時代;平成時代の政治家。衆議院議員
2000年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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