五村別院(読み)ごむらべついん

日本歴史地名大系 「五村別院」の解説

五村別院
ごむらべついん

[現在地名]虎姫町五村

五村集落の中央にある。真宗大谷派。宗教法人上は真宗大谷派本願寺別院とする。本尊阿弥陀如来東本願寺別院で、五村御坊とも称された。門前は毎年八月上旬に催される夏中で賑わったという。三郡寺院(長浜受法寺蔵)によれば、七間四方の堂舎が慶長二年(一五九七)に建立されたことに始まり、末寺六四を数えた。明治後期の寺伝を記した由緒寺院縁起綴(龍谷大学図書館蔵)によれば、開基は本願寺教如

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「五村別院」の解説

五村別院

滋賀県長浜市、五村(ごむら)地区にある真宗大谷派の寺院。本尊は阿弥陀如来。東本願寺の別院で、五村御坊とも呼ばれた。慶長年間に建立された道場起源とされる。本堂表門は国の重要文化財

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