五浦海岸(読み)いづらかいがん

改訂新版 世界大百科事典 「五浦海岸」の意味・わかりやすい解説

五浦海岸 (いづらかいがん)

茨城県北東端,北茨城市大津岬北東部を指し,五つの入江の屈曲が地名の由来。海食作用が著しく,高さ50m前後の絶壁,海食洞が点在する。岡倉天心が1906年,この地へ日本美術院の第一部(絵画)の移設を実施,新しい日本美術の創造に尽力した。天心の旧邸は茨城大学五浦美術文化研究所への利用をはじめ,自然景観保存の対象となって整備されている。とくに岡倉天心が思索の場所として建てた朱塗の六角堂付近が名高い。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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